規格適合サポート

国際安全規格

国際規格は、電気分野を専門に取り扱うIEC規格と、非電気分野を取り扱うISO規格から構成されています。

IEC 規格

IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)は、電気工学、電子工学、および関連した技術を扱う国際的な標準化機構です。
本部はスイスのジュネーブ。IEC規格の一部はISO規格と共同で開発されています。
電気製品を評価するに当たって、IEC 規格を基準に安全性の試験を実施し、その適合性を証明する国際的な制度をCB 認証制度(CB Scheme)といいます。
CB 認証制度を実施することによって、各国の認証手続きを簡略化できます。

ISO 規格

ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)は、電気分野を除く工業分野の国際的な標準となる国際規格を策定するための国際機関で、各国の標準化機関の連合体です。
本部はスイスのジュネーブ。日本も加盟しており、著名なISO 規格として、品質マネジメントシステムのISO9001 や、環境マネジメントシステムのISO14001 などが制定されています。

国際規格と各国の規格との関連

国際規格は、技術の進歩や各国からの提案に伴い、常に修正を行っています。
また、各国の国家規格および業界規格において、その国独自の規格が多いと貿易の障壁となるため、国際規格への整合を進める動きが活発に行われています。
このように、国際規格と各国の国家規格や業界規格は、互いに影響を受けながら常に改善されています。

WTO・TBT協定

WTO(世界貿易機関)協定の一部を構成する「TBT協定(貿易の技術的障害に関する協定)」 は、 途上国を含む全てのWTO加盟国に関し、 以下の義務を課しています。

  1. (1)貿易相手国によって差別的に国内規格を適用してはならない。
      (A国からの輸入品にはa規格、 B国からの輸入品にはb規格といった適用はできない)
  2. (2)国内規格は、 国家安全保障上の必要性など正当な理由が無い限り、 国際貿易上の不必要な障害をもたらす目的で作られてはならない。
  3. (3)国内規格は、 気候上の理由など正当な理由が無い限り、 国際規格※を基礎として作成しなければならない。

このようにTBT協定は、 各国の規制などで使用される強制規格や任意規格を国際規格に整合化していくことで、 規格による不必要な国際貿易上の障害を排除し、 公正で円滑な国際貿易の実現を目的としています。

※「国際規格」…「国際標準化機関によって採択され、 一般の人々が入手できる規格」
※「国際標準化機関」…「全ての国の国家を代表する関係組織体がその会員資格を持てる標準化機関」
 (いずれもISO・IECが策定した定義による。 WTO協定上、 基準認証に関する用語の定義は、ISO・IECの定義に従うことが定められている)

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